だいぶ昔になりますが、
僕は8年前の2月に地獄の研修と呼ばれる管理者養成学校というビジネス研修に行きました。
ここでは朝早く起きて寝るまで、一日中休むことなく訓練を行います。
訓練の内容は、暗記を中心に色々な課題を自分に課せられ、
それをひとつひとつクリアしなければ卒業出来ません。
これが本当むちゃくちゃしんどいです。
その課題の中に「40キロ夜間行進」というのもあり、
10名ほどでの班で隊列を組み、手書きのいいかげんな地図を渡されチェックポイントを探し走破します。
距離は同じでも暗闇の中で懐中電灯を片手にリュックを背負い、東京マラソンの倍はしんどいです。
ここでは世間とは一切遮断された生活を強いられるので、プリズンブレイクを観たときこんな感じだったなと思い出しました。
訓練中シャバに出れるのはこの「40キロ夜間行進」と、富士宮の駅で行われる「駅前唱歌」の課題の時のみ。
通勤客のいる駅前の道路にひとり立たされ、いきなり大声で歌を歌い、歌が駅のホームにいる教官に聞こえなければ失格。
これをいま名古屋駅前でやったら、すぐパトカーに乗せられ愛知県警で尿検査されること間違いないです(笑)
でも富士宮の人は慣れてるから、「また、やってるな」ぐらいの目をして僕らの前をふつーに通り過ぎまて行きますから安心です。
こんな地獄から釈放されるまで2週間かかります。
課題をクリアしないとさらに1日2日と補講が続きます。
僕は学生時代、部活やなんかでひとつのことを一生懸命やり遂げたことがなく、
ダラダラと楽し~く生きてきたので、これはかなり衝撃的でした。
訓練中は早く帰りたい!とずっと思ってました。
でも何とか無事に卒業することが出来て今こうして改めて振り返ってみるとと、
変に自分に自信がつき、日常ではなかなか出来ない体験ができてすごくよかったと思います。
そして昨日、この訓練からうちの後輩が補講することなく無事に帰ってきまいりました!!!
すごい!!
駅まで迎えに行き感想を聞くと、実に清々しい顔で一言、「楽しかったです!!」と。
こいつは本当のバカか(笑)それとも我々では計りきれない天才だなと思いました(笑)
でも彼の顔を見るとこの言葉は嘘ではなく、なんだかんだで辛かったと思うけど充実した日々を過ごせたんだなと、
行かせてよかったと心からそう思いました。
別に行ったからと言って人格が変わることもないと思うし、どうってことないって言う人も多いけれど、
長い人生の中でたまにはこんな体験してみるのもいいのかと、僕は思います。
あと生きてるとたまに役に立つこともります。
以上
